縁起のいい形

 

物の形にはいろいろな意味があり、その意味をうまく利用することがシンボルマークを作成するときには不可欠です。

この物の形の中でも古来から伝わる縁起のいい形があります。

これをうまく取り入れて縁起のいいロゴマークを作成されてはいかがでしょうか。

多角形の中でも五角形、六角形、七角形、八角形は特に幸福の意味を持つ幸せを運んできてくれる形として古くから愛用されてきました。

下にそれぞれの形の意味を記述しましたので参考までにご覧になってください。

 

 

 


五角形 (万能・成就)


  

縁起のいいロゴ

 

五角形は万物を形成する五つの要素(火・水・金・土・木)を表していて、それぞれがが五角形の頂 点に配置されていると考えられています。

それぞれが巧みにかかわり合うことでこの世の中にいろいろな現象を作り出していると言われています。

この全ての要素を頂点に持つ完全な形の五角形は邪気の入り込む余地のない形で成功へと導いてくれると言われています。

  


六角形 (長寿)


  

縁起のいいロゴ

 

 六角形は亀の甲羅をイメージしています。

「鶴は千年、亀は万年」といわれるように長寿のシンボルである亀の甲羅は古来より縁起の良い物とされてきました。

亀の甲羅のように固く、邪気から身を守りながら長い生命を育む形で長寿のシンボルとなっています。

キッコーマンのロゴマークも六角形で、古くから続く歴史あるメーカーとして君臨しています。

  


七角形 (幸運)


  

縁起のいいロゴ

  

お釈迦様が生れたときに七歩歩いたことから7は昔から縁起のいい数字として親しまれてきました。

また西洋でも七は聖なる数字で、神様が七日で世界を創造されたことから一週間は七日となっていますし、他にもラッキー7など幸運をもたらす数字として知られています。

七福神などもありますし七は幸運と深い関係がある数字です。

その七角でできた形も幸運の形と言えるでしょう。

  


八角形 (拡大・広がり)


  

縁起のいいロゴ

 

お釈迦様が亡くなった時、遺骨を八分して八方へ送ったことから、八は仏の教えが八方へ広がると言うことで吉相が末広がりする縁起の良い形とされています。

八方広がりをイメージした形は外へ大きく広がっていく影響力のある力強い形です。